「Shopeeで越境ECを始めてみたいけど、何から手をつければいいのか分からない」——。 この記事では、日本からShopeeに出品する始め方を、必要なものの準備からアカウント申請、Payoneer連携、最初の出品までの流れで整理します。 Shopee運用ダッシュボードを開発・提供する立場から、初心者がつまずきやすいポイントと、始めた後に効率化が必要になるタイミングもあわせてお伝えします。
Shopeeとは?日本から出品できる国
Shopee(ショッピー)は、東南アジアと台湾を中心に展開する大手ECモールです。スマホアプリ中心の購買体験と多数のキャンペーンで、現地ユーザーの利用率が高いのが特徴。日本のセラーは、越境セラーとして日本にいながら現地市場へ商品を販売できます。
日本から出品できる対応国の例としては、次のような市場が挙げられます(あくまで目安です)。
- 台湾
- シンガポール
- マレーシア
- フィリピン
- タイ
始める前に必要なもの
申請を始める前に、最低限そろえておきたいものは次のとおりです。準備が中途半端だと申請や初期設定の途中で止まってしまうため、先に用意しておくとスムーズです。
- 販売する商品:手元に在庫がある、または仕入れの目処が立っている商品。最初は得意なジャンルに絞るのがおすすめです。
- メールアドレス:アカウント登録・各種通知の受け取りに使います。事業用に1つ用意しておくと管理が楽になります。
- Payoneerアカウント:海外で得た売上を日本の口座で受け取るために必要です(詳細は後述)。
- 商品画像・基本情報:出品時に必要になる写真、商品名、説明文の素材。
アカウント申請〜開設までの流れ
細かい画面は時期によって変わりますが、大まかな流れは次のとおりです。
- 申請:Shopeeの越境セラー向け申請フォームから、ショップ情報・担当者情報などを登録して申し込みます。
- 審査:申請内容をもとにShopee側で審査が行われます。承認されると、セラーセンター(管理画面)が使えるようになります。
- 初期設定:セラーセンターで配送設定と支払い設定(Payoneer連携)を行います。ここまで終えると出品準備が整います。
最初の市場(国)の選び方
複数国に同時に手を広げると、言語・配送・価格設定の管理が一気に複雑になります。一般論として、初めての1か国目はシンガポールまたは台湾が始めやすいとよく言われます。
- シンガポール:英語が通じやすく、購買力も高め。商品ページの作成や問い合わせ対応のハードルが比較的低い。
- 台湾:日本商品への関心が高く、距離が近いぶん配送面でも扱いやすい市場とされる。
まずは1か国で運用の流れ(出品・受注・発送・入金)を一通り経験し、慣れてから対応国を増やしていくのが失敗の少ない進め方です。
Payoneer連携について
Shopeeで得た売上は現地通貨で発生します。これを日本の銀行口座で受け取るために使われるのがPayoneerです。セラーセンターの支払い設定でPayoneerアカウントを連携しておくことで、売上を出金できるようになります。
注意したいのは、売上のすべてが手取りになるわけではないという点です。販売手数料や決済手数料、出金時の手数料など、いくつかのコストがかかります。具体的な手数料率は国や時期によって変わるため、利益計算の考え方はShopeeの手数料はいくら?で詳しく解説しています。価格を決める前に、一度目を通しておくことをおすすめします。
最初の出品とコツ
初期設定が終わったら、いよいよ出品です。多くの場合、アカウント開設後の一定期間内に最低数の商品を出品することが求められるケースがあります(これも目安で、条件は変わりうるため最新は公式でご確認ください)。最初から数十点をそろえる必要はありませんが、空のままにせず、数点でも早めに出品しておくと安心です。
商品名に検索キーワードを入れる
Shopeeでは、購入者が検索した語が商品名に含まれているかどうかが、見つけてもらえるかに大きく影響します。「ブランド名+商品の種類+特徴」のように、買い手が実際に打ち込みそうな言葉を商品名に自然に入れておきましょう。意味のない単語の羅列は逆効果なので、あくまで読んで分かる範囲で。
1点目こそ丁寧に
最初の1点は、画像・説明文・カテゴリ選びの「型」になります。ここを丁寧に作っておくと、2点目以降を同じ流れで量産しやすくなります。
出品が増えると、管理は一気に大変になります
商品が数十・数百点になり、対応国も増えてくると、価格・在庫・注文の管理は手作業では追いつかなくなります。Shop Boardは、その「効率化が必要になる段階」を見据えたShopee運用ツールです。
Shop Boardの機能を見る出品後の「運用フェーズ」へ
無事に出品できると「始める」は完了ですが、本当に大変なのはここからです。商品点数が増え、対応国が増えるほど、次のような作業が積み上がっていきます。
- 価格の更新:為替が動くたびに、利益が出るよう全商品の価格を見直す必要が出てくる
- 在庫の管理:複数国・複数ショップで在庫がズレ、売り越しや欠品が起きやすくなる
- 注文の処理:受注が増えるほど、発送やステータス管理に時間を取られる
運用ダッシュボードを提供する立場から見ると、多くのセラーがこの「出品はできたが、運用が重くて回らない」段階でつまずきます。最初からすべてを自動化する必要はありませんが、「どこから効率化できるか」を早めに知っておくと、規模拡大がぐっと楽になります。具体的な選び方はShopee運用ツールの選び方でまとめています。
まとめ
日本からShopeeを始める流れは、ざっくり次のとおりです。
- 必要なもの(商品・メールアドレス・Payoneerアカウント)を準備する
- 越境セラーとして申請し、審査を通過する
- セラーセンターで配送設定・Payoneer連携を済ませる
- まずは1か国(シンガポールや台湾など)で、検索を意識した商品名で出品する
対応国・出品条件・手数料は変わりうるため、確定的な数字は必ず公式(Shopee Japan / Seller Education Hub)で最新情報をご確認ください。そして、出品ができたら次は「運用をどう仕組み化するか」。早い段階から効率化を意識しておくことが、長く続けるコツです。
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